軛をつけた牛

Henri de Toulouse-Lautrec · PD

軛をつけた牛


作品情報

制作年
1883
技法
油彩
種類
絵画
寸法
33 × 41 cm

ストーリー

ボルドー美術館のこの小さな板絵は、2015年に日本へ渡り、福岡市博物館と東京の国立西洋美術館を巡回した「ボルドー展」に並んだ。描かれているのは、くびきでつながれた二頭の牛と荷車で、一頭は赤みがかった茶色、もう一頭はほとんど白い。右端では大きな車輪が画面の縁で切れている。

副題の「マルロメの思い出」は、画家の母がジロンド県に持っていた館マルロメを指す。ボルドーの南東、ぶどう畑の広がる土地である。美術館は制作を1883年頃としている。当時18歳のロートレックは、一年の大半をパリで過ごし、アカデミックな画家フェルナン・コルモンの画塾で学んでいた。牛と荷車は繰り返し取り上げた題材で、1971年に刊行された油彩画のカタログには、1880年から1884年にかけての同じ主題の作品がほかに四点載っている。ボルドー市がこの絵を購入したのは1951年のことだ。

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