田園の奏楽

Giorgione and/or his disciple Titian (who probably finished the painting after Giorgione's death in 1510). · PD

田園の奏楽


作品情報

アーティスト
ティツィアーノ
制作年
1510
技法
油彩・カンヴァス
種類
絵画
寸法
105 × 136.5 cm

ストーリー

ヴェネツィアの若い二人の男が、草地でリュートと笛を奏でている。かたわらの二人の裸婦は、彼らには見えていないかのようだ。ひとりは井戸から水を汲み、ひとりは笛を口もとにあてる。この絵が描かれた1510年ごろ、ヴェネツィアではジョルジョーネとティツィアーノという二人の画家がきわめて近い作風で仕事をしていて、どちらの手によるものか見分けるのが難しかった。ルイ14世のコレクションではジョルジョーネ作とされ、その後もベッリーニ、パルマ・ヴェッキオと、持ち主が変わるたびに作者の名も揺れ動いた。今日では若きティツィアーノの作とする見方が有力だが、議論は今も続いている。ジョルジョーネはこの年、ペストで世を去った。三世紀のち、マネはこの構図を下敷きに「草上の昼食」を描き、着衣の男と裸婦という取り合わせを、パリのスキャンダルに変えた。

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