
Nicolae Grigorescu · PD
ヴェールを被った農婦
作品情報
ストーリー
頭に布をかぶったルーマニアの農婦は、ニコラエ・グリゴレスクが何度も立ち返った主題だった。パリを経てバルビゾン村で戸外制作を身につけた彼は、帰国後、故郷ルーマニアの村々を歩き、羊飼いや農婦を明るい外光のもとに描いた。ヴェールをまとったこの女性像も、そうした一連の作品につらなる一枚である。1877年、ルーマニアがオスマン帝国に対して独立戦争を起こすと、グリゴレスクは軍に従って戦地の光景を記録した。それでも彼が生涯にわたって最も数多く描いたのは、こうした名もない村の人々の姿だった。




