
Camille Pissarro · PD
ポントワーズ
作品情報
ストーリー
1923年、建国から五年のチェコスロヴァキアは、国庫から500万コルナを充ててフランス絵画をまとめて買い入れた。プラハで開かれた19世紀・20世紀フランス美術展からの購入で、大統領マサリクが後ろ盾となり、選定には美術史家や画家が加わった。こうしてコローやクールベと並んで、このピサロもプラハに残った。描かれたのは1867年、ピサロが前年からポントワーズに住み始めた頃である。パリ北西のこの町の外れ、モビュイソンと呼ばれる一角の菜園を、縦81センチ、横1メートルの画面に収めている。当時の彼はサロンの審査に落ちる年と通る年を繰り返していて、翌1868年にはポントワーズの風景二点が入選し、作家エミール・ゾラがそれを「二つの驚異」と書いた。




