
Camille Pissarro · PD
エラニーのポプラ
作品情報
ストーリー
1895年の夏、カミーユ・ピサロは、暮らしていたエラニーの村で自宅の庭の一角を描きました。おそらくアトリエの窓から眺めた景色です。縦長の画面のほとんどをポプラの高い木々が占め、ずっと奥には小さな人影がひとつ立っています。ピサロの作品に繰り返し現れる農村の暮らしを思わせる人物です。同じ年の11月22日、ピサロはこの絵をほかの新作とともに画商ポール・デュラン=リュエルに売りました。翌1896年4月、デュラン=リュエルはパリで開いたピサロの近作展に、この絵を「ポプラ」という簡素な題で出しています。その後30年以上、絵はデュラン=リュエルの画廊と一族のもとにありました。1927年にアメリカのコレクター、アデレード・ミルトン・デ・グルートの手に渡り、1967年、彼女の遺贈によってメトロポリタン美術館に入りました。




