イヴォンヌ・ルロール嬢の肖像

Pierre-Auguste Renoir · PD

イヴォンヌ・ルロール嬢の肖像


作品情報

制作年
1894
技法
油彩・カンヴァス
種類
絵画
寸法
91.7 × 72.7 cm

ストーリー

1890年代半ば、画家アンリ・ルロルのパリの家は、絵画と音楽が行き交う場所のひとつだった。ドガやルノワールが顔を出し、若い作曲家のショーソンやドビュッシーも訪れた。ドビュッシーは1894年、ピアノ曲集《映像》をルロルの娘イヴォンヌに献じている。ルノワールがここで描いているのが、そのイヴォンヌで、時期もほぼ同じころだ。腰かけて落ち着いた姿は、より厳格な古典的な時期を経てたどり着いた、真珠のようにやわらかな筆致で描かれている。ルノワールはこの一家と親しく、ルロルの娘たちを何度も描いた。数年後には、妹クリスティーヌと並んでピアノに向かうイヴォンヌをふたたび描くことになる。姉妹はやがて収集家アンリ・ルアールの二人の息子と結婚し、芸術を愛する二つの家をつないだ。

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