
Francisco de Zurbarán · PD
法学博士の肖像
作品情報
ストーリー
1630年代のスルバランは、セビリアの修道院のために聖人や白い修道服の修道士を連作で描き続けた画家で、個人の肖像画は数えるほどしか残っていない。この男性はほぼ等身大、高さ2メートル近い画面に全身で立つ。全身像という形式は、本来なら王国の高位の人々のためのものだった。描かれているのは法学者で、シグエンサ大学の法学講座に就いたときのフアン・デ・ラ・ランサではないかと考えられている。1908年6月、この絵はパリのオテル・ドゥルオーに出た。スペイン絵画を買い集めて破産したロシア人、イワン・シチューキンの遺品競売である。2年後、イサベラ・スチュワート・ガードナーがニューヨークで2万ドルで購入し、ボストンの自邸のオランダの間に掛けた。




