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「ラ・ベッラ」と呼ばれる若い女性の肖像
作品情報
ストーリー
1518年ごろ、ヴェネツィアは繁栄する共和国で、ティツィアーノやジョルジョーネ、パルマ・イル・ヴェッキオといった画家たちが、注文主の私的な楽しみのために美しい女性の像を描いていた。金髪で赤い衣をまとい、胸元を大きく開けたこの若い女性は、特定の誰かの肖像ではない。当時のヴェネツィアが思い描いた美の理想の姿であり、名高い高級娼婦を思わせるという見方もある。手には宝石箱を持ち、画面右上の小さなレリーフには、裸の男を踏みつける騎手が見える。美しさのはかなさをほのめかす細部だ。この絵は長らくティツィアーノの作とされてきたが、今はパルマに帰され、マドリードのティッセン・ボルネミッサ美術館にある。




