
Titian, Portrait of Eleonora Gonzaga, 1537. Wikimedia Commons. · PD
エレオノーラ・ゴンザーガ・デッラ・ローヴェレの肖像
作品情報
ストーリー
1537年ごろ、ティツィアーノはウルビーノ公爵夫人エレオノーラ・ゴンザーガを、二枚一組の片方として描いた。もう一方は夫のフランチェスコ・マリア・デッラ・ローヴェレで、隣で輝く甲冑をまとった将軍として掛けられている。彼女は濃い色の豪奢なドレスをまとって窓辺に座り、画面はすべて、貞淑で理想的な妻の姿を語るように整えられている。かたわらの小卓の上では、斑の小さな犬が眠っている。忠実さをあらわす古い印で、のちのティツィアーノの《ウルビーノのヴィーナス》に出てくる犬とほとんど同じだ。その横には、小さな像をいただいた金色の時計が置かれている。窓の向こうには、緑の広い風景が開けている。




