フランチェスコ・マリーア2世・デッラ・ローヴェレの肖像

フランチェスコ・マリーア2世・デッラ・ローヴェレの肖像


作品情報

制作年
1572
技法
油彩

ストーリー

1571年10月、連合したキリスト教側の艦隊がレパントでオスマン海軍を破った。その戦いに加わった若い貴族のひとりが、ウルビーノ公国の後継者、まだ二十歳そこそこのフランチェスコ・マリーア・デッラ・ローヴェレだった。まもなく父グイドバルド2世は、遠征での息子の働きを記念してこの肖像を注文した。バロッチは彼を輝く甲冑に包み、片手を羽根飾りの兜に置かせ、ごく暗い背景の前に立たせている。磨かれた鋼、籠手、盾は、勇武と同じだけ富をも語るように描かれている。この誇らしい四分の三正面の姿勢は、ウルビーノの公宮で見ることのできた古い肖像から取られたと考えられている。

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