
フレデリック・ヘンドリック(1584-1647)の肖像
作品情報
ストーリー
オラニエ公にしてネーデルラント連邦共和国の総督フレデリック・ヘンドリックが、ここでは軍の総司令官として描かれている。構図は宮廷画家ヘラルト・ファン・ホントホルストによるもので、板に描かれたこの楕円形の肖像は、ホントホルストの工房で作られた模写のひとつである。美術館はこれを1647年以降の作としている。公が亡くなった年であり、模写した画家はすでにこの世にいない人物を描いていたことになる。
絵が掛かるのはマウリッツハイスの第1室。この館は、公のまたいとこにあたるナッサウ=ジーゲン伯ヨハン・マウリッツのために建てられた。フレデリック・ヘンドリック自身も収集家で、レンブラントの絵を所有していた。この板絵は遅くとも1841年には美術館に入っている。