
Titian · PD
ポルトガルのイサベルの肖像
作品情報
ストーリー
ポルトガルのイサベルは1539年に世を去り、その夫であった皇帝カール5世は妻を悼み続けた。1548年、アウクスブルクの帝国議会の折、彼は一度も会ったことのない女性の肖像をティツィアーノに注文した。ティツィアーノは、1604年のエル・パルドの火災で失われた古い図像をもとに描き、自身の手紙によれば、この画布を1548年9月1日に仕上げた。皇后は豪奢な装いで腰かけ、手に一冊の書物を持ち、いま読書から目を上げたかのようだ。カール5世はこの絵を身近に置き、ユステ修道院へ隠退する際にも携えていった。




