
Titian · PD
ヤコポ・ストラーダの肖像
作品情報
ストーリー
1567年頃、八十歳近いティツィアーノは、ハプスブルク家に仕えた古美術商ヤコポ・ストラーダを描いた。ストラーダは古代のコインや彫像を皇帝たちに売り買いした人物で、絵の中でも小さなヴィーナス像を差し出し、机には古銭が散らばる。晩年のティツィアーノの筆は速く粗くなり、毛皮や絹が近くで見ると絵具の塊にしか見えない。二人はやがて仲違いしたと伝わるが、この肖像には商人の抜け目ない自信がそのまま留められている。

Titian · PD
1567年頃、八十歳近いティツィアーノは、ハプスブルク家に仕えた古美術商ヤコポ・ストラーダを描いた。ストラーダは古代のコインや彫像を皇帝たちに売り買いした人物で、絵の中でも小さなヴィーナス像を差し出し、机には古銭が散らばる。晩年のティツィアーノの筆は速く粗くなり、毛皮や絹が近くで見ると絵具の塊にしか見えない。二人はやがて仲違いしたと伝わるが、この肖像には商人の抜け目ない自信がそのまま留められている。