
Philip de László · PD
ルーマニア国王フェルディナンド1世の肖像
作品情報
ストーリー
この肖像が描かれた1936年、モデルであるルーマニア国王フェルディナンド1世はすでに世を去っていました。1927年に亡くなっていたのです。つまりこれは、生前の姿を写した肖像ではなく、写真や以前の絵をもとに描かれた追悼の一枚です。手がけたのはフィリップ・ド・ラースロー、ヨーロッパの王侯貴族を数多く描いたハンガリー生まれの肖像画家でした。彼自身もこの絵の翌年、1937年に世を去っています。故人となった国王を、晩年の画家が正装の姿でよみがえらせた作品です。
