
Philip de László · PD
ルーマニア王妃マリーの肖像(旧姓エディンバラ公女マリー)
作品情報
ストーリー
ハンガリー生まれのフィリップ・ド・ラースローは、ヨーロッパの王侯貴族に引っぱりだこの肖像画家だった。ルーマニア王妃マリアも、彼が生涯に何度も描いた相手のひとりである。この肖像を仕上げた1936年、画家はルーマニアを訪れ、ペレシュ城で王妃とともに時を過ごした。マリアはイギリスのヴィクトリア女王の孫にあたり、第一次世界大戦の前後にはルーマニアの顔として国際政治の場でも力を発揮した人物である。この絵の翌年にはド・ラースローが世を去り、王妃マリアもその翌年に亡くなる。長い交流のすえに描かれた、晩年どうしの一枚である。
