黄色いキリストと自画像

Paul Gauguin · PD

黄色いキリストと自画像


作品情報

アーティスト
ポール・ゴーギャン
制作年
1890
技法
油彩
種類
絵画
寸法
38 × 46 cm

ストーリー

1890年ごろ、ブルターニュのゴーギャンは42歳、金もほとんどなく、名もまだ知られていない。妻は子どもたちを連れてデンマークに帰っていた。彼はここで、自分がすでに作った二つの作品のあいだに自らを描く。片方の肩の後ろには自作の《黄色いキリスト》が、こちらから正しく見えるよう鏡のように左右反転して掛かる。トレマロ礼拝堂の古い木の十字架像をもとにした磔刑図である。反対側には、自分の不機嫌な顔をかたどって作った炻器の壺が置かれている。一枚のなかに三つの自画像があるわけだ。ゴーギャンはしばしばキリストの姿を借りて、自分自身と、芸術が求めると信じた犠牲について語った。一年もたたぬうちに、彼はタヒチへと旅立つ。

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