
フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホの肖像
作品情報
ストーリー
この肖像のフィンセント・ファン・ゴッホは四歳で、画家の甥である。1890年1月に生まれ、その数か月後に名前のもとになった伯父が死んだ。翌1891年には父テオも亡くなり、ヨー・ファン・ゴッホ=ボンゲルは幼い子と、当時ほとんど買い手のつかない数百点の絵と素描を抱えて残された。この板絵が描かれた1894年11月、ヨーはビュッスムで下宿屋を営みながら、義兄の作品を展覧会に入れる仕事を続けていた。描いたのは家の友人イサーク・イスラエルスで、ヨー自身も何度も描いている。ここでは小さく、板に油彩、高さは16センチほど。描かれた本人はこの板絵を生涯手放さなかった。1978年に亡くなり、2008年に遺族がファン・ゴッホ美術館へ売却した。その美術館は、彼が1962年に一族のコレクションを財団へ移したところから始まっている。




