
Egon Schiele · PD
ヴァリーの肖像
作品情報
ストーリー
1912年、22歳のエゴン・シーレがウィーンで描いたこの肖像の女は、ヴァリー・ノイツィルという。数年にわたり彼の恋人でありモデルでもあった女性だ。シーレはこの絵を、同じ大きさの自画像と対にして制作した。二枚を並べると、互いに顔を向け合う恋人同士になる仕掛けだった。大きな青い瞳がまっすぐこちらを見つめ、背景は塗り残しのように白い。三年後、シーレはヴァリーと別れて別の女性と結婚する。ヴァリーは従軍看護婦となり、1917年、任地で猩紅熱にかかって世を去った。




