オルレアン公フェルディナン=フィリップ王子

Jean-Auguste-Dominique Ingres · PD

オルレアン公フェルディナン=フィリップ王子


作品情報

制作年
1842
技法
カンヴァスに油彩
種類
絵画
寸法
218 × 131 cm

ストーリー

アングルがこの全身肖像を仕上げた1842年、描かれた人物はなおフランスの未来と見えていた。フェルディナン・フィリップ、オルレアン公は、ルイ・フィリップ王の長男で王位継承者であり、ここでは将軍の軍服をまとった七月王政の自信に満ちた顔として立つ。同じ年の7月13日、彼はヌイイへ向かう途中で馬車から投げ出され、数時間後に31歳で世を去った。来たるべき王の肖像は、一転して追悼の絵となった。悲嘆にくれた両親は、アングルとその工房にこの面影を宮殿や公共の建物のために幾度も複製させた。この大きな立像はヴェルサイユのために作られたものだ。六年後、父が築いた王政は1848年の革命で倒れ、公の権利を継いだ幼い子もまた、ついに王位に就くことはなかった。

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