キリストの復活

Sebastian Wallroth · PD

キリストの復活


作品情報

制作年
1572
技法
油彩
種類
絵画

ストーリー

ヴェネツィアがヴェロネーゼと呼んだパオロ・カリアーリは、この《キリストの復活》を一つの色の噴出のうえに組み立てた。キリストは、ヴェネツィアの画家たちが工房の秘密のように守った赤をまとい、両腕を高く挙げて墓から立ちのぼる。その下では、墓を見張るよう命じられた兵たちが闇のなかへ倒れ込み、幾人かはまだ眠っている。画面の奥を見ると、ヴェロネーゼは復活の朝のもう一つの場面をそっと差し込んでいる。天使と、空の墓に近づく女たちだ。多くの絵ではこれだけで一枚を占める場面である。制作は1570年ごろ、ヴェネツィアの絶頂期にあたる。町はこのとき富の頂に近づき、まさにこうした舞台仕掛けを好んでいた。この絵は今ドレスデンにあり、イタリア国外では最大級のヴェロネーゼ収蔵の一つで、18世紀にザクセン宮廷のために購われた。

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