教会と渡し舟のある川の風景

教会と渡し舟のある川の風景


作品情報

制作年
1649
技法
油彩、板
種類
絵画
寸法
75 × 106.5 cm

ストーリー

牛を満載した平底の渡し舟が、広くゆるやかな川を渡っています。牛飼いたちは牛のあいだに立ったままです。向こう岸の牧草地にも牛が草を食み、さらに沖では、マストの先に小旗をつけた帆船が逆の方向へ進んでいきます。サロモン・ファン・ロイスダールは、舟のひとつに署名と1649年の年記を記しました。

高い尖塔のある教会と、岸のさらに先にある小さな城は、画家の創作です。オランダの川辺にこんな場所は実在しません。それでも、傾いた木々も平らな牧草地も重たい夏の雲も、まぎれもなくオランダのものです。左の岸と雲の帯はどちらも斜めに遠くへ伸びていき、幅1メートルあまりの板がそれで大きな奥行きを得ています。

この絵は、かつてマウリッツハイスの館長を務めた美術史家アブラハム・ブレディウスの所蔵でした。彼は1912年から美術館に貸し出し、1946年に亡くなるとき美術館に遺贈しました。

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