
ローマの廃墟
作品情報
ストーリー
画家が歩いた1620年代のローマで、フォロ・ロマーノは牛の放牧地で、人々はそこをカンポ・ヴァッチーノ、牛の野原と呼んでいました。半ば土に埋もれた凱旋門のあいだに牛と牧人がいたのです。この23×30.5センチの楕円形の銅板が描いているのは、まさにその眺め、凱旋門と手前の牧人たちです。枢機卿カルロ・デ・メディチの収集品にあり、1663年の記録に見えます。ピッティ宮殿に入ったのは1666年、1828年から1834年にかけては展示もされていました。台帳番号はパラティーナ479番、対をなす一枚が473番です。美術館はこれを画家のイタリア時代、おそらくフィレンツェで描かれたものと見ています。手に持って眺め、語り合うための小品の寸法です。



