
Rembrandt and workshop · PD
アブラハムの犠牲
作品情報
ストーリー
画面の下端には、オランダ語で「レンブラントが変更し、上から描き直した。1636年」と記されている。構図はレンブラントのもので、現在サンクトペテルブルクにある1635年の大作《イサクの犠牲》に基づいている。美術館によれば、ミュンヘンのこの作品を描いたのは腕の立つ弟子で、そのあとレンブラントが手を入れた。その弟子としてホーファールト・フリンクの名がよく挙がるが、確証はない。ひと目でわかる違いがある。サンクトペテルブルクの絵では天使は横から現れ、アブラハムと目を合わせる。ここでは天使は背後から彼の腕をつかみ、アブラハムはそれに気づいていない。イサクの身代わりとなる雄羊が、場面の端で待っている。