荒野の聖フランチェスコ

Giovanni Bellini · PD

荒野の聖フランチェスコ


作品情報

制作年
1480
技法
油彩・板
種類
絵画
寸法
124.4 × 141.9 cm

ストーリー

1470年代のヴェネツィアで、ジョヴァンニ・ベリーニは油彩の技法を吸収しつつあった。この絵は、聖フランチェスコがラ・ヴェルナ山の岩場で神と向き合う場面を描く。多くの絵では天から降る熾天使が聖痕を授けるが、ここにその姿はなく、代わりに岩も木も驢馬も、隅々まで澄んだ光に満たされている。裸足で洞窟の書斎から歩み出た聖人は、両手を広げて朝の光を全身で受けとめる。足もとに脱ぎ捨てられたサンダルや、書見台に置かれた頭蓋骨と聖書が、隠者の暮らしをそのまま伝える。

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