
Pietro Perugino · PD
聖セバスティアヌス
作品情報
ストーリー
1490年ごろ、ペルジーノはイタリアでもっとも引く手あまたの画家の一人で、まだ少年だったラファエロを工房に迎える少し前のことだった。ここで彼が取り上げるのは聖セバスティアヌス、縛られて矢を射込まれたローマの殉教者で、繰り返し都市を襲った疫病から人々を守る守護聖人として祈られた。ペルジーノは処刑の惨たらしさを誇張しない。聖人を、数本の矢を受けただけの静かで、ほとんど無表情な若者として描き、その体は澄んだ光に包まれている。この主題を扱った最も初期の作の一つで、のちに描くより古典的な姿とはずいぶん違う。画面の下には、ラテン語の署名 Petrus Perusinus pinxit、「ペルジーノが描いた」と記されている。




