盲人の目を開ける聖ゼノビウス

盲人の目を開ける聖ゼノビウス


作品情報

アーティスト
リーヴィオ・メフス
制作年
1665
技法
油彩
寸法
147 × 117 cm

ストーリー

ゼノビウスは400年ごろのフィレンツェ司教で、その聖遺物箱はいまも大聖堂にあります。ここに描かれるのは彼の奇跡の一つ、教会の前で盲人が視力を取り戻す場面です。メディチ家に仕えたフランドル出身のメフスは、司教の手が男の目に触れるその瞬間と、まわりの驚いた顔を並べて描きました。

背景の風景はフィレンツェそのものです。夕方の光のなかにブルネレスキのクーポラとジョットの鐘楼が立っていて、400年ごろの奇跡が、来館者がいま歩いてきた町のなかで起きていることになります。

注文したのは大公の弟レオポルド・デ・メディチ、1667年から枢機卿になる人で、この同じ宮殿の上の階にあった私的な礼拝堂の祭壇のために求めました。

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