彫刻の守護神

彫刻の守護神


作品情報

アーティスト
リーヴィオ・メフス
制作年
1650
技法
油彩
寸法
70 × 79 cm

ストーリー

画面の下にある画板には GENIO と書かれています。ここでのゲニウスは古代ローマの意味での守護霊で、ある物に付き添う精霊を指します。この場合は彫刻という技芸の守護霊です。

手前の若者はメフス自身と見られており、名高い三つの古代彫刻、ブロンズのミネルヴァ、トラヤヌスの記念柱、ファルネーゼのヘラクレスの下部を指し示しています。足もとでは月桂冠をかぶった小さなゲニウスがそれを写生しています。ここで示されているのは1650年ごろのアカデミーの通念で、人体は古代彫刻を実物から写して、何度も繰り返すことで身につくという考えです。

メフスは対になる《絵画のゲニウス》も描いており、そちらはいまマドリードのプラド美術館にあります。

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