靴屋の工房にいる聖クリスピヌスと聖クリスピニアヌス

靴屋の工房にいる聖クリスピヌスと聖クリスピニアヌス


作品情報

制作年
1520
技法
トウヒ材パネルに絵画
寸法
81 × 61 cm

ストーリー

石造りのアーチの下にある靴屋の仕事場。台の上には黒い革の切れ端が散らばり、腰掛けの職人は糸を両手でぴんと引いている。誰が聖人なのかを教えてくれるのは、頭の後ろの光輪だけだ。一つは毛皮の縁取りのある外套の男のもので、膝に黒い革をのせ、作業台を指さしている。もう一つは台に身をかがめ、曲がった刃物で革を裁つ年配の男のものだ。伝説では、クリスピヌスとクリスピニアヌスはローマの貴族の家に生まれた兄弟で、3世紀に迫害を逃れてソワソンに移り、昼は布教し、夜は靴を作って自分たちの暮らしを立て、貧しい人々を助けたという。画家は1520年ごろ、その二人を自分の時代の工房に置いた。手前では杖をつき、脚に布を巻いた裸足の老人が身を乗り出している。天井の梁の上には白いネズミが一匹うずくまっている。

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