
John Constable · PD
牧草地から見たソールズベリー大聖堂
作品情報
ストーリー
1831年、ジョン・コンスタブルは牧草地ごしのソールズベリー大聖堂を描いた。妻マリアを亡くして間もなく、英国では選挙法改正をめぐって社会が揺れていた頃だ。画面の左には黒い雨雲が垂れこめ、稲妻が尖塔をかすめる。その荒れた空を、右手から一条の虹が横切っていく。教会を嵐と虹のあいだに置いたこの絵には、画家自身の悲しみと、それでも消えない希望が重ねられていると読まれてきた。手前の荷馬車が、水たまりの残る道をこちらへ渡ってくる。




