
Louis-garden · CC-BY-SA-3.0
サン・ピエトロの多翼祭壇画
作品情報
ストーリー
リヨン美術館に今日かかっているペルジーノの《キリストの昇天》は、もはや全体としては存在しない祭壇画の、その中央部分にすぎない。1496年ごろ、ペルジーノは名声の絶頂にあり、若きラファエロが工房のそばにいた。その彼が、ペルージャのサン・ピエトロ・ベネディクト会修道院のために、複数の板からなる巨大な多翼祭壇画を描いた。修道院は1608年、改築の際にこれを解体した。1797年にはナポレオンの委員ジャック=ピエール・ティネが板の大半をフランスへ運び去り、以来ばらばらになった。《昇天》とその半円形の板はリヨンへ、ほかの断片は今日ルーアン、ナント、ヴァチカン、カーンなどに分かれて収められている。




