
Rembrandt · PD
机に向かう学者
作品情報
ストーリー
1641年、レンブラントはアムステルダムで名声の頂点にいた。《夜警》の一年前のことだ。けれどこの絵は静かだ。小さな板に、年老いた学者が本の上にかがみこみ、暖かな光が顔とページを闇から浮かび上がらせる。レンブラントはこの絵を、当時試していたポプラの板に描いた。作品自体にも長い旅がある。1777年、ポーランド最後の王スタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキがこれを買い取った。のちにウィーンのランツコロンスキ伯爵家のコレクションに入る。そして1994年、歴史家カロリナ・ランツコロンスカが《額縁の中の少女》とともに、これをワルシャワの王宮に寄贈した。ポーランドにある二点だけのレンブラントである。




