
Wassily Kandinsky · PD
シュヴァービング、ニコライ広場
作品情報
ストーリー
いまシュヴァービングのニコライ広場といえば、まずザイドル邸が思い浮かびます。建築家エマヌエル・フォン・ザイドルが1905年に建てた大きな館で、施主のフランツィスカ・ラウテンバッハーは、最初の夫がシュパーテン醸造所の経営者のひとりだったことで財を得た人でした。1970年代にこの館は取り壊されかけ、救った住民たちは、1900年ごろから広場のまわりに育ってきた緑の多い家並み全体の保存も訴えました。カンディンスキーがこの広場を描いたのは、館ができる数年前、1901年から1902年にかけての冬のことで、美術館もそれ以上は年代を絞っていません。目録はこの絵に雪、家、人、青という言葉を添えています。縦横およそ24センチと32センチの、カンヴァスを貼った小さな厚紙に油彩で描かれ、右下に赤でKANDINSKYと署名があります。




