
自画像
作品情報
ストーリー
エンマ・ガジョッティ・リチャーズはローマ生まれの画家で、ヴィクトリア朝のイギリスで名を成した。1851年、ヴィクトリア女王はロンドンのロイヤル・アカデミーで彼女の自画像を目にし、いたく気に入ってもう一点を注文し、それを1853年のクリスマスに夫アルバート公へ贈った。エンマはアンコーナで地元の師のもとに学び、イギリス人の作家アルフレッド・ベイト・リチャーズと結婚してイングランドへ移った。1860年ごろに描かれたこの自画像は、イギリスの注文主のもとではなくフィレンツェへ渡り、ウフィツィの画家たちが自らを見つめる肖像の一群に加わった。彼女はその後も何十年と制作を続け、1912年に世を去った。