座る若い女性

座る若い女性


作品情報

アーティスト
ジュール・パスキン
制作年
1912
技法
厚紙に油彩
寸法
66.5 × 51.5 cm

ストーリー

これは初期の油彩で、1912年のパスキンにとっては、それだけで意味を持つ。彼は数年前にパリへ来たが、その名声はもっぱら素描で築かれたもので、雑誌などに載る手の速い挿絵画家として知られていた。油彩画家としては、まだ自分の道を探っている最中だった。それは支持体に表れている。彼は一枚のボール紙に描いた。売り物の絵というより、習作を描く者が選ぶ、安価で持ち運びやすい面である。モデルは彼の作品を埋めていく名もない若い女性の一人で、ごく普通に腰かけ、半ば寛いだ姿で捉えられている。同じ夏、彼はベルギーの海辺オステンドの情景でスケッチブックを一冊埋めており、この年、これほど描き込まれた油彩は彼の手からはむしろ珍しいものだ。

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