
Wassily Kandinsky · PD
『コンポジションVII』のための習作3
作品情報
ストーリー
木枠には、カンディンスキー自身がこの絵の正体を書きこんでいる。「コンポジション7のために、下絵3、1913年、第185番」。番号は、自作を記録していた作品目録のものだ。1913年11月に油彩とテンペラで描かれ、幅125センチと、「コンポジションVII」の下絵のなかでも大きな部類に入る。大作の前には30点を超える素描、水彩、油彩習作があり、本画はその月の終わりにミュンヘンの住まいで数日のうちに描かれた。いまはモスクワのトレチャコフ美術館にある。研究者たちはそこに大洪水、復活、最後の審判のモチーフをたどってきたが、この下絵ではそれらがすでに色の斑点と線の渦となってうごめいている。




