
Jean-Baptiste Camille Corot · CC-BY-SA-4.0
ジェノヴァ湾の追憶
作品情報
ストーリー
この絵の中央には風景がない。あるのは縦に細長い、平らな茶色の帯だけだ。コローは壁の実際の開口部をよけて場面を描いたため、景色は二つの部分に分かれ、左側には独自の目録番号までついている。この部屋に並ぶローマやナポリの縦長の風景と同じく、マントの浴室のために描かれた一枚である。左では木々が開けて岩山の上の明るい建物が見え、遠くには海がのぞき、岩の間に小さな人影がある。右では、茂った木々の下で渓流が岩にぶつかって白く泡立つ。全体は高さ二メートル近く、幅92センチ。ルーヴルは制作を19世紀の第二四半期とするのみである。




