ソーヌ川岸の思い出

Jean-Baptiste Camille Corot · PD

ソーヌ川岸の思い出


作品情報

制作年
1870
技法
油彩
種類
絵画
寸法
41 × 54.3 cm

ストーリー

ボストン美術館のこの作品の記録では、コローの名の前に「attributed to」、つまり「帰属」という言葉が付いています。美術館はコローの作と考えているものの、証明はできないという意味です。とはいえ、来歴はかなりたどれます。1905年、コローの友人アルフレッド・ロボーがまとめた作品総目録はこの絵を1865番として載せており、画面の右下にはCOROTの文字があります。足取りは1890年5月、パリの競売場オテル・ドゥルオーで売られたところから追えます。1891年6月にはロンドンの収集家のもとにあり、1898年にはロンドンの画商がニューヨークの画商に売り渡しました。題名によれば、場所はソーヌ川のほとりです。ブルゴーニュを南へ流れ、リヨンでローヌ川に合流する川です。左半分には大きな木が覆いかぶさり、右には細い木が一本立ち、そのあいだの岸辺では、細長い平底の舟に船頭が立っています。対岸の小高いところには白っぽい家が数軒並び、手前の草むらには女性がしゃがんでいます。美術館はこの作品を1870年ごろの制作としています。

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