ナポリ近郊の思い出

Jean-Baptiste Camille Corot · PD

ナポリ近郊の思い出


作品情報

制作年
1841
技法
油彩
種類
絵画
寸法
199 × 31.5 cm

ストーリー

高さは二メートル近く、幅は30センチあまり。風景画としては奇妙な細長さだが、浴室の壁に合わせて描かれたためである。1840年代、コローはセーヌ河畔の町マントに住む友人フランソワ=パルフェ・ロベールのために、浴室を飾る六枚のパネルを描いた。ロベールはたびたびコローを自宅に泊めていた。五枚はローマやヴェネツィア、ネミ湖などイタリアの思い出で、残る一枚はチロルの峡谷を描いている。この一枚が呼び起こすのは、コローが1828年に訪れたナポリ近郊の田園だ。縦長の画面では、背の高い木々が上端近くまで伸び、その奥に明るい岩壁がそびえ、木の根もとに小さな人物が立っている。1926年、ロベールの息子たちがこの連作をルーヴルに寄贈した。現在の947展示室は、その浴室を再現した部屋になっている。

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