聖オディリア

聖オディリア


作品情報

制作年
1500
技法
トウヒ材パネルに絵画
寸法
78 × 33 cm

ストーリー

本の上に二つの目がのっています。これが聖オディリアのしるしです。伝説によれば、700年ごろのアルザスの女子修道院長で、生まれつき目が見えず、そのためにアルザス公である父に疎まれました。洗礼を受けて視力を得たのち、父は彼女のためにホーエンブルクに修道院を建てます。いまオディリアの名で呼ばれるアルザスの山です。目を病む人々は彼女に祈りました。ここでは白いヴェールに、白い修道服の上から黒いマントをまとい、桃色の衣を前でたくし上げています。この板は、マルクス・ライヒリヒの工房が1500年ごろザルツブルクの聖ペーター修道院のために描いた聖母祭壇の、翼の金地の内側でした。いつしか翼は鋸で二枚に切り分けられ、外側の聖ロクスは、いまベルヴェデーレで別の一枚になっています。

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