
聖セバスティアヌス祭壇画 左翼:聖バルバラ
作品情報
ストーリー
中世末期、聖バルバラはその伝説ゆえに最もよく祈られた聖女の一人だった。異教徒の父は娘を塔に閉じ込め、彼女がキリスト教徒になると裁判にかけ、自らの手で首をはねたという。帰り道、父は雷に打たれて死んだ。そのため人々は、雷や火事、そして告解も臨終の秘跡も受けられないまま迎える急死から守ってくれるよう、バルバラに祈った。父ホルバインは1516年、この祭壇画の左翼に彼女を描いた。この板は両面に描かれている。祭壇を閉じると裏面に受胎告知の天使が現れ、反対側の聖エリザベトの翼の裏面には、その知らせを受ける聖母マリアが描かれていて、閉じた二枚の扉が一つの場面になった。バルバラ自身が見えたのは、祭壇が開かれ、両翼が聖セバスティアヌスの殉教の脇に並んだときだけである。


