旗手

旗手


作品情報

制作年
1862
技法
油彩・カンヴァス
種類
絵画
寸法
59 × 89.2 cm

ストーリー

白いマントに赤い衣の騎手が、まだら模様の葦毛の馬を駆って石だらけの砂漠を疾走し、赤と黄と緑の縞の旗を高く掲げています。はるか後方では、騎馬の一隊が平原を横切っていきます。フロマンタンがこの場面を描いたのは1860年代前半のパリで、アルジェリアの旅から何年も経っていました。記憶とスケッチを頼りに、軽く素早い筆で仕上げています。美術館はこの絵を「旗手」と呼んでいますが、アメリカの競売では別の名で売られました。パリとロードアイランド州プロヴィデンスを行き来していた収集家トマス・ロビンソンが1886年にニューヨークで手放したときは「戦いを呼びかけるアラブの参謀将校」、その三年後のニューヨークの競売では単に「突撃」でした。ニューイングランドにはこうした主題の買い手がいたのです。カンヴァスはプロヴィデンスとボストンの画商ヴォース画廊を二度通り、1907年、ボストンのゴム製造業者ロバート・ドーソン・エヴァンズと妻マリア・アントワネットが購入しました。翌年エヴァンズは、ボストンのコプリー協会が開いた1830年世代のフランス画家の展覧会にこれを貸し出しています。1917年、未亡人の遺贈によって美術館に入りました。

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