供物台の前のセンウセレトのステラ

供物台の前のセンウセレトのステラ


作品情報

アーティスト
作者不詳(エジプト中王国時代)
制作年
-1915
技法
石灰岩、沈め彫り、彩色(赤と緑)
種類
彫刻
寸法
60 × 43.3 cm

ストーリー

この石碑の左に両腕を下ろして立つ男センウセレトは、家や領地を取り仕切る「家令」の称号を持っていた。彼の前には供物を山と積んだ台がそびえ、その上の聖刻文字は、アビドスで崇められた死者の神オシリス・ケンティイメンティウに、彼を養ってくれるよう願っている。碑文の残りは一家の名簿である。ルーヴルの人名一覧によれば、父はネビルラウ、母はヘテペトで、母の名は何度も繰り返し現れる。兄弟のイメニとインテフ、姉妹のサトハトホルとセネトアアメトの後に、いずれも「ヘテペトの子」として記されているのだ。姉妹の一人は、王朝の何人もの王と同じセンウセレトという、兄弟と同じ名で載っている。祖母も二人いて、妻サトイピとそれに続くその母ヘピウの名もあり、この石碑は義母のことも忘れていない。

ルーヴルは様式から、疑問符つきでこの石碑を第12王朝初期のものとしている。館の古くからの所蔵品で、1857年に目録に登録された。沈め彫りには今も赤と緑の彩色が残り、2022年にはルーヴルが刊行した子ども向けの聖刻文字の本に図版として載った。

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