
ササテトの石碑
作品情報
ストーリー
この石碑の銘文は日付から始まります。中王国時代、センウセレト3世のあとを継いだアメンエムハト3世の治世第一年です。石碑をアビドスに建てたのは、財務部局の役人ササテトでした。ホルス神の守護の目であるウジャトの目が二つ並び、その下の四段の区画で人々が葬祭の食卓を囲み、周りには名前がびっしりと並びます。多くは母親の名前と一緒に記されています。ササテト自身の母、イタという名のハープ奏者で歌い手の女性、そしてルーヴルが天文学者としているケマウという男もいます。さらにアジア人と記された召使いがいます。エジプトの北東の土地から来た人で、名前はカーカウラーセネブ、カーカウラーは健やかなり、という意味です。カーカウラーとは、先王センウセレト3世の即位名でした。




