静物(支柱のあるコンポジション)

静物(支柱のあるコンポジション)


作品情報

アーティスト
フェルナン・レジェ
制作年
1925
技法
油彩

ストーリー

1925年、パリは大規模な装飾美術博覧会でにぎわった。のちにアール・デコの名の由来となる展覧会で、どこでも清潔な近代デザインが語られていた。レジェは建築家ル・コルビュジエとその仲間に近く、彼らは、工業から生まれたありふれた品物、瓶や機械部品にも、真面目に受け取るべき美があると説いた。この静物はその空気からそのまま生まれている。日常の形が平らにされ、ポスターのように重ねられ、硬い黒と鮮やかな原色で描かれる。柔らかな光も台の面もなく、ただ物そのものが平面に押しつけられ、画家がかつて顔にだけ払った敬意をもって扱われている。

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