静物

静物


作品情報

制作年
1889

ストーリー

1889年のブルガリアは、オスマン帝国の支配を脱してまだ十年ほどの若い公国で、コンスタンティン・ヴェリチコフはその国づくりに携わった公人の一人でした。絵はその静かな一面です。彼の名は主に、旅先で描きためた風景の水彩で知られています。ですから油彩で描かれた、高さ60センチほどのカンヴァスのこの静物は、彼にしては珍しい仕事です。ささやかな室内のしつらえを、気負わず目の前に並べてみせる、自分のために描くたぐいの絵です。今日ではソフィアの国立美術館に、19世紀ブルガリア絵画の一点として収められています。

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