
アーティチョークと花とガラス器のある静物
作品情報
ストーリー
この絵の勘どころは、いちばん上といちばん下の取り合わせにあります。透明なガラスの器に挿したチューリップ、アイリス、水仙は、見て香りをかぐためのもの。その真下の低い段に置かれているのは、二つのアーティチョークとごわついた葉で、こちらは食べるためのものです。美術館の解説はこの対比を意図的なものと読んでいます。上の段には桜んぼを盛った白地に青の皿、濃い緑のガラス杯に挿したバラ、右下には黒っぽいガラスの水差しが台付きの皿にのっています。ファン・デル・アメンは高さの違う石の段の上に静物を組み立てる画家で、ものが互いに重ならないようにしました。署名と1627年の年記は右下にあります。
