
Camille Pissarro · PD
カップとティーポットのある静物
作品情報
ストーリー
1899年1月、ピサロはパリのリヴォリ通り204番地にアパルトマンを借り、窓から見下ろすチュイルリー公園とルーヴルを連作に描いた。評判がよかったため、その年の暮れにも同じ部屋を借りて制作を続けている。大きな都市の眺めに取り組んでいたこの頃、ピサロはごく小さな静物画も手がけていた。縦21センチ、横28センチほどのこの画面には、ティーポットと、受け皿にのったカップだけが置かれている。制作は1899年頃とされる。のちにこの絵はスイスのバーデンに住む実業家シドニー・ブラウンと妻ジェニーのコレクションに加わった。二人の邸宅は1990年からラングマット美術館として公開されている。




