
Frans Snyders · PD
狩人のいる静物
作品情報
ストーリー
狩人がいま入ってきたところで、野ウサギをフックに掛けようと持ち上げています。ほかの獲物はもうテーブルの上です。鳥が何羽か、七面鳥、イノシシの頭が、ブドウやメロン、アーティチョーク、カリフラワーのあいだに並んでいます。下の端では猫が、垂れ下がった七面鳥の頭に前足を伸ばしています。マウリッツハイスは狩人の姿も含めて画面全体をフランス・スナイデルスひとりの作とし、1615年ごろの作品としています。
この絵がハーグに来たのはずっと後のことです。1768年、オラニエ公ウィレム5世はハーグの収集家ホーファールト・ファン・スリンゲラントのコレクションを一括で買い取り、この絵もそこに含まれていました。1795年にフランス軍が共和国に入ると、公の絵画は没収されてルーヴルへ送られました。ナポレオンが失脚した1815年に戻り、1822年からマウリッツハイスの所蔵となっています。現在は、ビュイテンホフに残る公自身の絵画陳列室、ウィレム5世ギャラリーに展示されています。




