エイのある静物

Chaïm Soutine · CC0

エイのある静物


作品情報

制作年
1924
技法
油彩・カンヴァス
種類
絵画
寸法
81.3 × 100 cm

ストーリー

パリのルーヴルには、シャルダンが1720年代に描いた台所の絵が掛かっている。腹を裂かれたエイが台の上に吊るされ、そのそばで猫が身を引いている一枚である。スーティンは1924年、この絵からもう一度自分のエイを引き出した。裂けた体も、こぼれ出る内臓もそのままに、猫だけを取り除いている。モンパルナスで十年近く飢えに近い暮らしをした男が、ようやく買い手と値がついたとき、まず向かった先が美術館だったことになる。エイは当時のパリの市場ではありふれた安い魚で、彼はそれを何度も描いた。この作品を所蔵するメトロポリタン美術館は、血に濡れた内臓と対をなすように、ほとんど人間のような微笑む口が並んでいると記している。

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