ヨセフ物語:盗まれた杯の捜索

ヨセフ物語:盗まれた杯の捜索


作品情報

制作年
1515
技法
板に油彩
寸法
34 × 26 cm

ストーリー

エジプトの宰相となったヨセフは、穀物を買いに来た兄弟たちを国へ帰す際に罠を仕掛けた。執事に命じて各人の代金を袋の口に戻させ、末弟ベニヤミンの袋には自分の銀の杯を忍ばせたのである。執事は道中で一行に追いつき、盗みを咎めた。兄弟たちは、杯を持つ者がいれば死んでもよいと誓った。創世記によれば、調べは年長の者から始まり末の者で終わる。高さわずか34センチのこの小さな板絵は、その捜索のさなかを描いている。赤と緑の服を着た髭の男が袋に手を突っ込み、隣の男は硬貨の詰まった黒っぽい財布を差し出す。彼らがすでに支払ったと思っていた代金だ。手前の地面に座る青い服の少年は、おそらくベニヤミンだろう。奥では看板を掲げた家の前で男たちが腰掛けに座り、荷を積んだロバが草を食んでいる。

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